あんこらりあ絵日記

あんこ in オーストラリア w/理系夫 (feat. のりお)

オーストラリアで宗教間の摩擦を見た話

シドニーで有名な観光スポットでもある教会を見に行ったとき、教会の目の前でビラを配っている人がいる。「アッラー以外に神なし」と言いながら中東系の人が配っていたのはイスラム教のチラシだった。キリスト教の教会の前で強気の態度…宗教間の摩擦を見た

また別のある日、敬虔なクリスチャンの韓国人と歩いているとき、配られているビラをふと彼女が手に取ったと思いきや、突然怖い顔をしてそのチラシをぐしゃぐしゃに丸め、ゴミ箱に投げ入れた。なんのチラシか聞くと、見るのも嫌なくらいまがまがしい宗教のチラシだと言って、何かおぞましいものを見たような顔をしていた。そんなに憎しみを生む宗教って一体…

彼女は語学学校のクラスメイトで、普段とても穏やかな人だったので、その激昂ぶりにすごく驚いた。

無宗教者が多い日本では、なかなか見られない宗教間の摩擦…

とても興味深かったです。

★センシティブな話題にも突っ込む語学学校の先生↓

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★オーストラリアで買わされたおふだ↓

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そこに立ってる意味

オーストラリアでも日本の回転寿司は大人気。ある日、オーストラリアで目の前で握ってくれる職人さんもいる回転寿司屋に行った時、食べたい寿司がレーン上にあったが、握ってから時間が経ってそうで、見栄えも良くない寿司だったので、新鮮なのを握ってもらおうと口頭で注文した。すると、キョロキョロし始める寿司職人

まさか…とは思いつつ様子を見ていると、レーンからおもむろに寿司を取り上げ、悪びれる様子もなく私たちに差し出す寿司職人。いや、握れよ

期待した私たちが馬鹿でした。

職人さんに見えたその人は日本人ではありませんでした。

サーモン、取ってくれてありがとう。

★その他のお寿司エピソードはこちら↓

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のりおのオーストラリア豆知識

のりお

オーストラリアでは回転寿司のことを「Sushi Train(スシ・トレイン)」と言うよ!

振り払ったその手は

日本で特急列車に乗って少し遠出をした時、私は窓の外の景色を眺めていた。すると、誰かが私の腕を強くつまんだ。てっきり隣に座っている夫のテテの仕業だと思い、その手の方を見向きもせずに冷たく振り払った

数分後、テテが笑いながら話しかけてきた。突然誰かが腕をつまんできて、テテは最初私の仕業だと思い、その手の方を見ると、後ろの席の子供だったという。え…。ということは、さっき私の腕をつまんだのも、その子供ってこと?テテに聞いても自分はつまんでないと言う。子供よ…なんかごめん

なんだかすごく冷たい大人みたいになってしまった。

てっきりテテだと…(普段からよくつまんでくる)

私に相手にされなかったから、代わりにテテの腕をつまんだのかな。

ごめんよ。。

★その他の日本であったこと↓

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のりおの英語豆知識

のりお

「つまむ」は英語でPINCH(ピンチ)というよ。テテはいつも「ピンチピーンチ!」と言いながらあんこちゃんの腕をつまむよ。

英語でスペルを伝えるの超絶苦手

日本でも電話で名前の漢字を伝える時、簡単な単語を使って伝える。例えば田中さんなら田んぼの田に中心の中ですとか。英語でも名前やEメールアドレスなどのアルファベットを間違いがないように電話で伝える。例えばanko というスペルを伝える時、A for Alpha, N for November, K for kilo, o for Oscarなど、簡単で誰もが知っている言葉を使うのだが、私はこれがめちゃくちゃ苦手。いつも詰まってしまう

ある時、Fのスペルを伝える時、f*ckという放送禁止用語しか思い当たらず、めちゃくちゃ焦った。すると、相手がある程度日本に興味がある人で、Mt. Fuji(マウント・フジ)?と助け舟を出してくれてなんとか助かった

あと少しで人の道を外れるところだった…

電話の相手はある程度親日で、英語ができない人にも理解のあるお方だったので、本当に助かりました。

ちなみにEは普通Echo(エコー)やEngland(イギリス)、Easter(イースター)などで、Evil(邪悪)なんて言う人いません。

邪悪て…

FだとFrance(フランス)やFox(キツネ)なんかが使われるようです。

NATOフォネティックコードという正式なリストもありますが、簡単でわかりやすい単語ならなんでもいいと思う(Bra とか Evil 以外…)

www.berlitz.com

★その他の英語失敗談↓

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日本にいる変な人たち

オーストラリアにも突然叫び始めたり、植木に向かって怒鳴ったり、変な人はたくさんいる。オーストラリアの変な人は近くにいると恐怖を感じるが、日本の変な人はむしろ見ていて面白かったりする。道端に痰を吐き出すおっさんや、自転車に乗って大声で熱唱する人などはオーストラリアでは見たことがないし、ある道端で見かけたおばあちゃんはすれ違う人全員に、手を叩いていた

またある道端で突然イタタタとしゃがみ込んだ女の人は、サングラスにテープで作った大きなばつ印付きのマスクをしていて、足がつったと笑いながら話しかけてきた。癖強すぎん…?

この人たち全員集めたらどうなるのか知りたい。

★参照記事はこちら↓

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★オーストラリアはホームレスもアグレッシブ↓

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アメリカで電車に取り残された話【後編】

★前編はこちら↓

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深夜のニューヨークひと気のない終着駅で電車を降りそこね、ひとりぼっち電車の中に取り残されてしまった私。絶望の中、何もできず呆然としていると、後方の車両に乗っていたであろう最後の乗客がプラットホームを歩いているのが見え、向こうもこちらに気がついた

咄嗟に電車のドアを手動で開けようと頑張ってくれたが、ドアは開かず、急いで車掌さんに伝えてくれて、その後すぐにドアは開き、無事解放。命の恩人に御礼を言おうとするも、御礼は不要とばかりに救世主はクールに去っていった

もう、すごくビックリした…

と、思います。彼が。

誰もいないはずの車内に人がいるんだから。

※四コマ目は、彼の目にはこう見えただろうなという妄想です。

たまたま後方の車両に乗っててくれて、さらに取り残されてる私に気づいてくれて、瞬時に状況把握→迅速かつ的確な行動→無事を見届けたら颯爽と去っていく…

神ですか?

彼がいなかったらどうなっていたことか…

海外の電車内での居眠りは(いろんな意味で)危険なので、やめましょう。

★その他海外でのお話↓

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アメリカで電車に取り残された話【前編】

学生時代、アメリカのニューヨークに留学していた時の話、ある夜遅い時間に私は一人電車に乗っていた。いつのまにかうとうとしてしまい電車が目的地である終点に到着した。ハッと目が覚めたときにはドアがもう開いていて、慌てて降りようとしたその瞬間、目の前でドアが閉まった

呆気に取られる私。深夜の時間帯なので他に乗客はほぼおらず、終着駅なのでドアが開くことはもうない。絶望的な状況に頭は真っ白。さあどうなる?!

しかもここは異国の地…

状況を飲み込むのに、しばらく時間がかかった。(半分寝ぼけてたのもある)

続きます。

★つづきはこちら↓

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★アメリカ留学中の別のエピソード↓

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★イタリアで出会った愛しきアメリカ人カップル↓

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典型的な●●人男性⁈

一時期イタリア人上司のもとで働いていたが、この上司がいまだに銀行の通帳を使っているようなかなりのアナログ人間で、効率よく仕事をしたい私は色々工夫をするのだが、それが気に入らない上司は自分の言う通りにやれと言う態度。そんな頑固で我が強くプライドが高い上司の話を、イタリア人の友達にした時、上司がイタリア人だと知らなかった彼女は典型的な日本人男性だねと言った

私が上司イタリア人だよと言うと、それなら南部出身に違いないと決めつける彼女。てことは日本人男性とイタリア南部出身の男性って似ているの?

上司はどちらかというと中部出身だったけど、ミラノ出身の彼女にとってフィレンツェより下は南部らしい。
(フィレンツェってだいぶ北にあるけど…)

聞くと、イタリア南部の男は頑固で、女性の意見を聞かないんだとか。

ふむ。典型的な、日本人男性…なのか?

★この友達登場回↓

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日本式バレンタインに便乗する夫

オーストラリア育ちの夫テテは毎年バレンタインデーにちょっと良いレストランに連れていってくれる。日本帰国後はじめてのバレンタインに行ったレストランで店員が男性客にチョコレートを配っていた。チョコをもらって困惑する夫、私に渡そうとしたので、日本では男性がチョコをもらえると教えた

それ以降日本式バレンタインに慣れてしまい、バレンタインが近くなると、スイーツのお店の前を通るたび立ち止まり、ここぞとばかりにさりげなくチョコを催促してくるようになった

日本式バレンタインの味をしめてしまったテテ…

オーストラリアに帰ったら無効です。

★海外育ちを言い当てられたテテ↓

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★感動した日本式サービス↓

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日本になじみすぎてしまった私

オーストラリアの駅の改札はICカードの反応が遅く、日本と同じスピードで改札を通ろうとすると引っかかる。日本に帰国してすぐの頃はオーストラリアスピードで改札を通っていたので、後ろの人が迷惑がっていた。日本の改札は反応が早い!スイスイと改札を通れるのにもうすっかり慣れてしまった

あとオーストラリアの野菜はしっかり水洗いしないと土や虫が付いていたりしたが、日本の野菜はすごく綺麗で、サッと洗うだけでも安心感がある。日本はパッケージもマジックカットなどで開けやすく、ストレスフリー。ある日オーストラリアからのお土産で頂いたチーズの開封口も何もないパッケージを見てまごついた。意地でもハサミを使いたくない私はしばらくそのパッケージを開けるのに奮闘した

結局、根負けしてハサミで開けた。

こういうとき、向こうでどうやって生きてたんだっけ…ってなる。

★その他の日豪比較はこちら↓

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