これまたパワハラの話(しつこい)、全2話でお送りします。
挨拶で説教って、体育会系かよ。この他にも「はい」の返事が気に入らなくて説教されたり、顔が暗いとの理由で説教されたり、顔を合わせるたびになにかと理由をつけて怒鳴られた。
あと、事あるごとに社会に出たらあーだこーだと説教された。卒業後すぐに親が経営する病院に就職、そのまま院長の座を手に入れて、一般の会社で働いたこともないくせによく言うよね、ともう一人の子と話してた。
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これまたパワハラの話(しつこい)、全2話でお送りします。
挨拶で説教って、体育会系かよ。この他にも「はい」の返事が気に入らなくて説教されたり、顔が暗いとの理由で説教されたり、顔を合わせるたびになにかと理由をつけて怒鳴られた。
あと、事あるごとに社会に出たらあーだこーだと説教された。卒業後すぐに親が経営する病院に就職、そのまま院長の座を手に入れて、一般の会社で働いたこともないくせによく言うよね、ともう一人の子と話してた。
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話し合い(一方的な)では自分も録音しているからか、いつもみたいな暴言は吐かなかったけど、明らかにイライラしているのが伝わってきた。思うように不利な発言を引き出せなかったのが悔しいのか、最後に一言、「あなたって我が強いのね、ほんっと頑固だわ」って言われた。…もうなんとでも言えばいいさ。
その後、派遣会社から直接話してもらい、めちゃくちゃおとなしくなった局長。おとなしすぎて、もしかして本当にパワハラの自覚なかったのかな?とも思えてきた。これが局長自身の態度や言動を省みるきっかけとなって、今後同じような被害者が出ないことを祈ります。
実はこの局長、問題児としてけっこう有名だったらしく、他の会社で出会った日本人も知っていた。有名な話では、局長のもとでインターンシップで働いていた大学生アシスタントが別の会社で内定が決まり、それを知った局長は、その会社に直々に電話して内定を取り消させたとか…ここまで来ると、完全に頭おかしい!
ヤツラは言葉巧みに「お前が悪い」 「お前は何もできない」と思い込ませてきます。それはある種の洗脳で、私も洗脳されかけました。その洗脳を解く一番のカギは、誰かの意見を聞くこと!私は友達と夫のテテに相談して確信を得ました。おかしいのは私ではなく局長だと。だから絶対一人で抱え込まないことです!
あとは、パワハラの事実を立証するために、できるだけ証拠を集めておくこと。ボイスレコーダーなどで録音した音声が一番強力な証拠になります。
私は幸運なことに、今までの職場での環境に恵まれていたので、早い段階でこれはおかしいと気づくことができたけど、初めての職場とかだとなかなか気づけないで抜け出せないかもしれない。でもこんなヤツラのために人生を無駄にするのは、すごくもったいないです。自分にとってマイナスにしかならない人や環境からは、できるだけ早く離れましょう!
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向こうはどうにかして私から不利な発言を引き出そうと、必死だった。追い込むように質問ぜめされ…聞いたことのない声の優しさに恐怖すら覚えた。
契約書の記載相違は完全に派遣会社のミスで、このとき派遣会社を心底恨んだ。なんでそんな間違いするんだよー!もう心身ともにやられてて、あと一週間でも耐えられるかなって感じだったのに、二週間なんて絶対無理!
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もっと早くからやるべきだったと思う…証拠集め!このとき初めての秘密録音に挑んだ。ここでパワハラの瞬間を録って、証拠を突きつけてやる!と思ったら、さすがメディア、向こうも記録する気満々でした。
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働き始めて2週間後のことだった。
オーストラリアの労基であるフェアワークに本気で相談しようと思ったことを派遣会社に伝えると、それは困ると思ったのか辞めることに対して何も言ってこなかった。むしろ、そんな辛い思いをさせてごめんねって謝ってくれた。局長の問題児ぶりも知ってたんだろうな…
とにかくこれで晴れて退職ということに!契約書通りに、1週間前通知で辞めるということで話を終えた。が、あの局長が黙ってるはずもなく…
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この局長、二重人格なのかってくらい、私と助手に対する態度が違った。そんな助手に対しても、自分に意見することは認めないようで、ろくに話も聞いてあげてなかった。
前に一度、助手に「この仕事、好きですか?」って聞いたら、「少人数だから自分の意見もどんどん採用してもらえるし、好きだよ」って言ってたけど…いや、聞くことすらされてないじゃん!
私は助手がどうしてこんなにも局長のこと崇拝してるのか、不思議でたまらなかった。日本が大好きすぎて、盲目になっているような…。でも念願叶っていまは日本で働けてるから、よかったのか…
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とにかくいつも忙しいアピールをしてきた。そして事あるごとに「メディアはいまピンチだ」「売り上げも右肩下がり」「それでもみんな頑張ってる」とかなんとか言ってきた。そりゃこんな人が局長として働いてるぐらいだから、ピンチにもなるわな。
夫のテテはずっと前からメディア嫌いですが、この経験で私も大嫌いになりました。テテは私の仕事内容を聞いて、「メディアって、そんな重要な仕事を専門知識も経験もない派遣社員に任せてるんだな」とメディアに対する疑念がさらに深まったようです。
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ちょうどこの頃、日本では「このハゲー!」の女性政治家が話題になっていて、その姿が局長とかぶった。外では別人のようにいい顔するところとか、ほんとそっくり。
英語だと特にかわいいキャラになった。例えば、オーストラリアのある政治家に電話インタビューしてるとき、英語で内容も複雑だったからか、「うーん、ちょっとわかんな〜い❤︎ 私にはちょっと難しいな、えへへ❤︎」と甘えた声を出していた。結局、ほとんど助手がフォローしてた。
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助手のオーストラリア人の女の子は、本当にいい子だった。いつも気にかけてくれて、私が局長に怒鳴られたりしたあと、局長がいないときを見計らって優しく話しかけてくれた。
ただ、局長崇拝(?)がすごかった。例えば、局長には子供がいたんだけど、局長が忙しいときは助手がその子供たちのお迎えやご飯の用意までしてあげてた。公私ともにパートナー!?ってくらい仲良くて、なんか気持ち悪…ゴホン。
普段の業務プラスそんなことまでしないといけないなんて、仕事はできるのになんかもったいない。新卒で入ったから、これが普通だと思ってるのかも…と思い、何度もその助手に、「世の中にはここよりもっといい職場があるし、もっと尊敬に値する上司がいるよ!転職、考えてみて!」って言いたかったけど、余計なお世話だし、本人が幸せならいいか、と思って言わなかった。風の噂では、局長と仲良く日本に渡り、いまは本社で働いているそうです。
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そのときの局長はこっちが心配になるくらい、怒り狂っていた。興奮し過ぎて、声も震えるくらい。私はそんな局長を見つめながら、この人血圧大丈夫かなぁ…とか、あんまり怒ると心臓に悪そうだなぁ…とか考えてた。こういう人見てると、妙に冷静になるよね。
局長は新卒から30年間ずっとこの会社に勤めていて、きっとそういう人からすると「クビ」って恐怖の極みだから、めっちゃ怖がらせたつもりなんだろうけど、私からしたら屁でもなかった。むしろクビにしてくれよと思った。
結局そのシステムはITヘルプデスクによる遠隔操作の末、なんとか復活。システム不具合の原因はヘルプデスクでもわからず、迷宮入りとなった。古いシステムだったし慣れないまま操作していたから、確かに私が何かしたのかもしれないけど、データを取って世に送り出すという大事な仕事を優先するより、助手のお給料や体調を心配するとか、もう理解不能。あなた本当にプロなんですか?
しかも40分ぐらいかけて延々と説教したあと、「私、忙しいんだからこんなことで時間取らせないでよね!」と言い放った。時間取ってるの、アナタですからー!
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