★はじめから読む↓
★前回のお話はこちら↓
助手のオーストラリア人の女の子は、本当にいい子だった。いつも気にかけてくれて、私が局長に怒鳴られたりしたあと、局長がいないときを見計らって優しく話しかけてくれた。
ただ、局長崇拝(?)がすごかった。例えば、局長には子供がいたんだけど、局長が忙しいときは助手がその子供たちのお迎えやご飯の用意までしてあげてた。公私ともにパートナー!?ってくらい仲良くて、なんか気持ち悪…ゴホン。
普段の業務プラスそんなことまでしないといけないなんて、仕事はできるのになんかもったいない。新卒で入ったから、これが普通だと思ってるのかも…と思い、何度もその助手に、「世の中にはここよりもっといい職場があるし、もっと尊敬に値する上司がいるよ!転職、考えてみて!」って言いたかったけど、余計なお世話だし、本人が幸せならいいか、と思って言わなかった。風の噂では、局長と仲良く日本に渡り、いまは本社で働いているそうです。
★続きはこちら↓